「Quality of Service」の版間の差分

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QoSの保証が必要になる最大の理由は[[輻輳]](ふくそう、Congestion)である。ネットワーク・[[トラフィック]]の量が限られていれば、特別の工夫をしなくてもQoSに関する問題はほとんどおこらないからである。輻湊を避けるため[[電話網]]においては、第1に[[アドミッション制御]]が行われる。すなわち QoS が保証できないときには新しいサービス要求を拒絶する。電話網においては第2に個々の呼(Call)を確立する際に、輻湊が起こらないルートを検索して使用する。一方、[[インターネット]]をはじめとする [[IPネットワーク]]においては、従来、ネットワーク・レベルではこのような制御が行われなかった。そのため、IPネットワークは緊急通信をはじめとする高信頼性が要求される通信用途に使用するのが困難だった。IPネットワークの用途がひろがるにつれて、そこでも QoS保証へのニーズが高まっている。
 
また、IPネットワーク固有の要因として、近年しだいに QoS保証を必要とする[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]が増加してきていることがその必要性を高めている。すなわち、1990年代にはいってからインターネット上で音声通話や動画配信といったリアルタイム・アプリケーションが使われるようになり、またビジネス向けの高品質なサービスも求められるようになってきた。また、データ通信が音声通信を量的に上回り、電話網に匹敵する品質をインターネットにおいて実現することが必要となってきている。これはインターネットからみた表現であるが、電話網の側からみればインターネットに匹敵する(あるいはそれ以上の)柔軟さを新しい通信網すなわち [[NGN]](Next Generation Network)において実現することが目標となっている。
 
=== IPネットワークにおけるQoS保証 ===
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