「コンテナターミナル」の版間の差分

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コンテナヤード内のコンテナ蔵置位置はコンピュータによって厳密に管理され、輸出入、方面別、実入り・空コンテナ別などで区分されている。またコンテナヤードからエプロンへのコンテナ移動は、コンテナ船への積み込み計画に基づき逐次適切にピックアップされる必要がある。
 
コンテナ船でのコンテナのセルへの積付けは船の重心バランスや寄港地の順番などに関係するため、主に一等航海士の仕事であるが、すべての作業工程はコンテナターミナルのコンピュータで管理され、トランステナー、シャーシ、ガントリークレ-ンは必要な指示をコンピュータから受ける<ref name = "まるごと! 船と港"/>。コンテナターミナルの荷役作業工程を統括的に管理する[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]パッケージは一般に「ターミナルオペレーションシステム」と呼ばれる。それぞれのコンテナは固有のコンテナ番号によって識別される。
 
コンテナヤードは保税地域であるため、外部の者の立ち入りは厳重に制限される。近年は国際テロ対策への対応が世界レベルで進展しているため、コンテナヤードを含むターミナル全域への出入り管理は一層厳しくなる傾向にある。コンテナのドアは発地で封印されており、船上はもとより、コンテナヤードでも税関職員による検査などを除けば安易に開封することは許されない<ref name = "船と海運のはなし">拓海広志著 『船と海運のはなし』 成山堂書店 2007年11月8日改訂増補版発行 ISBN 978-4-425-911226</ref>。