「懸濁重合」の版間の差分

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'''懸濁重合'''(けんだくじゅうごう、Suspension polymerization)とは、[[モノマー]]と[[溶媒]]の[[水]]とを機械的に撹拌し、懸濁させて行う[[重合反応|重合]]方法である。小さな粒状のきれいな[[ポリマー]]が生成することから'''ビーズ重合'''(bead polymerization)、'''粒状重合'''(granular polymerization)'''パール重合'''(pearl polymerization)とも呼ばれる。[[ポリアクリル酸塩]]などの[[吸水性ポリマー]]の合成に使われる。
 
モノマーに可溶なラジカル発生剤が重合開始のために主に用いられる。
 
それぞれの粒の中で[[塊状重合]]が起こっている状態に近いので、重合速度は同じ仕込みの場合の[[塊状重合]]のそれに近いが、粒内部の[[ラジカル]]が粒の外部へ脱出したり、脱出したラジカルや外水相中で発生したラジカルが粒の内部に侵入することによって、塊状重合とは異なる重合速度となる場合もある。
 
== 関連項目 ==