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クリーンベンチは無菌操作のために開発されたものであるが、微生物学以外にも組織培養などが医療分野で広く使われるようになっており、また[[メリクロン]]などの組織培養が農業分野で実用化されていることなどから、その利用範囲は非常に広くなっている。
 
また、生物関係以外では無菌である事よりも無埃であることに注目し、小規模な[[クリーンルーム]]として[[半導体]]関連や液晶、電子部品に関する工、精密機器、化分野・医薬品など様々な分野で高度に無埃の条件な清浄度が必要な分野とされる製造や検査、試験、研究工程広く使用されている。
従来のクリーンルームの場合、室内にある最も要求の高い装置・工程に清浄度を合わせるため、大規模な初期投資とランニングコストがかかるが、クリーンベンチのような局所クリーンは必要な空間だけクリーン化できるのでコスト負担が少なく、清浄度・温度・湿度管理など柔軟な対応が可能というメリットがある。
 
== 参考文献 ==
* 青島清雄・[[椿啓介]]・三浦宏一朗他 『菌類研究法』 [[共立出版]]、1983年
 
== 外部リンク ==
[http://pau.apiste.co.jp/products/concept_1.html 全体空調から局所精密空調&局所クリーンへ]
 
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