「朝野群載」の版間の差分
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'''朝野群載'''(ちょうやぐんさい)は平安時代の詩文・宣旨・官符・書札等各種文書を分類して[[算博士]]・[[三善為康]]が編纂したもの。1116年([[永久 (元号)|永久]]4)成立。しかしその後の増補があり、最終的には[[保延]]年間
分類は、文筆・朝儀・神祇官・太政官・摂籙家・公卿家・別奏・功労・廷尉・内記・紀伝・陰陽道・暦道・天文道・医道・仏事・太宰府・異国・雑文・凶事・諸国雑事・諸国公文・諸国功過の各項目であるが、これは現存する部分についてであり、失われた9巻にどのような分類が含まれていたのかは不明である。
上記の内容からも判るとおり、本書は詩文集としてより、諸司の事務に関わるものを多く含み、文書集としての性格が強い。また編者
== 参考文献 ==▼
▲昭和13年に[[黒板勝美]]が編集した『新訂増補[[国史大系]]』(吉川弘文館) 第29上巻に収録される。
▲==参考文献==
▲*竹内理三 『新訂増補国史大系・月報9:古文書学より見た「朝野群載」』(吉川弘文館、1964年)
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