「柴田国明」の版間の差分

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163cmの小柄な体でスピーディでリズミカルなボクシングを展開した。パンチを当てるのがうまく、ガードの空いたところに、マシンガンのように連打を打ち込んだ。一方、打たれ弱く、カウンター一発でマットに沈むことも多かった。6敗の内5敗がKO負けである。「日本人には困難」と言われたスナップの効いたパンチを打つことができた。そこからついた異名が「天才パンチャー」「かめ割り柴田」。
 
== エピソード ==
トレーナーは[[エディ・タウンゼント]]。[[松永喜久]]が著作(リングサイド・マザー)で書いた内容だが、防衛戦のために柴田が伊豆にキャンプを張った際に新聞記者達も同行する。夜になると退屈な記者達は当時[[ガッツ石松]]が地元で開いていた飲み屋に遊びに行ってしまう。地味な柴田よりは、社交的で面白く記事のネタをくれて気前のいいガッツと遊んでいた方がメリットがあるという判断からであった。翌日、エディは「あの人たちは柴田の取材に来たのに、なぜ遊びに行ってしまうの」と激怒したとされる。自分の事では怒らなかったエディが、珍しく怒った事件とされる。
トレーナーは[[エディ・タウンゼント]]。[[松永喜久]]が著作(『リングサイド・マザー』)で書いた内容だが、防衛戦のために柴田が伊豆にキャンプを張った際に新聞記者達も同行する。
 
トレーナーは[[エディ・タウンゼント]]。[[松永喜久]]が著作(リングサイド・マザー)で書いた内容だが、防衛戦のために柴田が伊豆にキャンプを張った際に新聞記者達も同行する。夜になると退屈な記者達は当時[[ガッツ石松]]が地元で開いていた飲み屋に遊びに行ってしまう。地味な柴田よりは、社交的で面白く記事のネタをくれて気前のいいガッツと遊んでいた方がメリットがあるという判断からであった。翌日、エディは「あの人たちは柴田の取材に来たのに、なぜ遊びに行ってしまうの」と激怒したとされる。自分の事では怒らなかったエディが、珍しく怒った事件とされる。
 
柴田は前述の通り、メキシコでの世界初挑戦試合でビセンデ・サルディバルに初黒星をつけたボクサーである。それ故にメキシコのボクシングファンに強烈な印象を与えたようで、メキシコのボクサー:[[:en:Jose Alfredo Flores|ホセ・シバタ・フローレス]](元WBA世界[[スーパーウェルター級]]1位)は父親が柴田国明にあやかり、ミドルネームに『シバタ』と名づけたことが知られる。
 
== 主な戦績 ==