「空の大怪獣 ラドン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Jason1208 (会話 | 投稿記録)
102行目:
* ラドンは米海軍が駐留している[[佐世保]]上空にも飛来するが、迎撃するのは[[自衛隊]]機のみ。但し、実写映像のF-86Fの中には米軍機を写したものもある。
* ラドンに破壊され、崩れ落ちるビルの中で人が逃げているという場面があるが、後に鏡をミニチュアのビルの中に置き、人物を映すという方法であることが判明した。[[1996年]]に公開された平成[[ガメラ]]シリーズ第2作『[[ガメラ2 レギオン襲来]]』では、仙台駅前のビルが崩れ落ちる場面でオマージュ的意味合いも込めてこの方法を取り入れている。また、この手法は[[1984年]]に公開されたゴジラシリーズ第16作『[[ゴジラ (1984年の映画)|ゴジラ]]』の[[スーパーX]]の窓やマルシンハンバーグの巨人のCMなどでも使われている。
* ラストシーンの[[阿蘇山]]噴火では、溶かした鉄を溶岩に見立てたため撮影現場は高熱に包まれ、その熱は本番中にラドンを吊っていたピアノ線を焼き切ってしまった。しかし、操演不能になっても特技監督の[[円谷英二]]は中止せず撮影の[[有川貞昌]]ら「まだキャメラを止めるな!」と叫んで撮影を続けさせた(操演スタッフのアドリブだと思ったため。撮影終了後に操演スタッフから事情を聞いたが撮り直しはしない事に決定した)。結果的に、本当に力尽きたかのように見えるラストシーンとなり、ファンからの評価は非常に高い。
* 作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がないため、観客が混乱するという意見があった。このため、国外版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。また、国外版では河村が記憶を回復した直後にもラドンの巣への攻撃が行なわれている。
* ラドンが福岡市天神地区を火の海にするシーンで破壊される天神地区の有名デパート[[岩田屋]]のマークは噴水の3本の水流をデザイン化したものだが、あたかもラドンを意匠にしたかのように見え、「自社を破壊した怪獣をマークにしているデパート」と評判をとった。