「インディアン」の版間の差分

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=== レッド・パワーによるインディアン運動 ===
かつて合衆国連邦とインディアンとの間ではインディアンの[[保留地]]を始め、371に上る権利を巡る条約が結ばれてきたが、これはまったくないがしろにされ続けてきた。そもそも[[1879年]]に[[ポンカ族]]の[[スタンディング・ベアー]]酋長と[[オマハ族]]の[[ラ・フレスカ姉妹]]が、最高裁で部族強制移住の違法判決を勝ち取るまで、インディアンは人間として認められていなかった。この判決で初めて、最高裁は「インディアンは人間である」との文言を判決文に書き添えてこれを認めたのである。この百年余り、インディアンの差別廃止と自治権及び権利回復を果たすため、様々な個人・団体が政治活動を行い、これを是正させようとしてきた。
 
最初期の組織だった活動では、[[1911年]]に[[オナイダ族]]の環境保護運動家[[ローラ・コーネリアス]]や[[オマハ族]]の[[ラ・フレスカ姉妹]]といった、白人の教育を受けたエリートたちが起こした「[[アメリカ・インディアン協会]]」がある。彼女らは「国際的インディアンの日([[ナショナル・インディアン・デー]])」を作り、10月12日の「[[コロンブス・デー]](コロンブスのアメリカ「発見」の記念日)」に対抗して、「インディアンが白人のアメリカを発見した日!」というスローガンを掲げた。