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Mizusumashi (会話 | 投稿記録)
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論証が一種の会話であっても、その多くは非対称的である。そのような例として政治的論証がある。
 
証理論に関する最近の研究として、議論を言語の最も重要な機能の一つとする考え方がある([[ポール・グライス]]、[[ジョン・サール]]、[[ジョン・L・オースティン]]、[[カール・ポパー]])。このため、証理論は純粋な形式論理学とはかけ離れたものとなりつつある。
 
この傾向に寄与している1人である哲学者 Chaim Perelman は、形式的な推論規則に還元できない論証について考察した。Perelman の論証についての見方は、法廷でのそれに近く、証拠の提示の規則と反論の規則が重要な役割を果たす。それは真理の意味論的な概念を無効化するが、万人が共有するモデルが存在しない場合の推論の可能性や、[[イデオロギー]]の衝突によってそのようなモデルの共有ができない場合に有効な方法である。本項の冒頭で示された「論証の構造は論理である」とする考え方とは別に、修辞的論理は議論のプロトコルであると見ることもできる。