「スピード測定器」の版間の差分

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[[野球]]において、投手が投げるボールの速さを測定するために用いられ、この用途に用いる場合は専らスピードガンと呼ばれる。英語圏では[[レーダー]]ガン(Rader gun)と呼ばれている。
 
測定はバックネット方向から行う。電光掲示板に表示する球速の測定を行う測定器はバックネットやフェンスに固定して設置してあることが多い。真後ろからの測定では審判や捕手に隠れて測定できないため、やや斜めから測定を行う。このため、全ての球場での殆どの計測において、真の球速を計測できていない。稀に球の進行方向がほぼ完全に測定器に正対する場合に、ほぼ正確な球速が測れる場合があるが、それ以外の場合においては全て、真の球速より遅く計測されていることになる。同じ原因により、測定器をバックネットの中心より左右どちらかにずれた位置に設置してある球場では、ボールの角度と測定器の位置により、統計的な視点で見ると、右投手か左投手の一方の球速が他方より相対的に遅く測定される。[[阪神甲子園球場]]は左投手の球速が遅く出るとされ、ボールに対して真正面から測定していたスカウトの携帯測定器の方が速い値を計測した例もある。しかし、実際より遅く測定されることを避ける為に、生の測定結果に一定の比率で値を加えるなどの結果を修正する機能を測定器に加えることは厳禁である。そのようなことをすれば、球の進行方向と測定器が正対した場合に著しく真の球速と異なる球速が計測されてしまう。
 
===日本野球界導入の経緯===