「ガリア人」の版間の差分
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'''ガリア人'''(<small>[[ラテン語]]:</small>Gallī ガッリー/<small>[[フランス語]]</small>:Gaulois ゴーロワ)は、[[ケルト語派]]を話すいわゆる「[[ケルト人]]」のうち、「[[ガリア]]」地域に居住して[[ガリア語]]あるいは[[ゴール語]]を話した諸[[部族]]の人々を指す。[[古代ローマ]]人は、ローマ側による呼称「ガリア人(Gallī)」と「ケルト人(Celtae)」をおおむね同義として扱った。しかし、いわゆる「ケルト人」の中でも、[[アナトリア半島|小アジア]]に移住したケルト人「[[ガラティア]]人」や[[ブリテン島]]の諸部族に対してガリア人は明らかに区別することができよう。
==古代ローマとの確執==
[[ローマ帝国]]の支配に組み込まれたガリア諸部族はローマへの[[同化]]が進み([[ガロ・ローマ文化]])、やがて[[ゲルマン人]]とも混血が進んで、後の[[フランク王国]]・[[フランス]]を形成していった。
現代のフランス人([[白人]])は、ガリア人を自分たちの[[ルーツ]]・[[祖先]]として意識している。このため、[[アフリカ系]]([[黒人]])・[[アラブ人|アラブ系]]の移民系フランス人に対して、フランス出身の白人を「ゴーロワ(Gaulois)」つまり「ガリア人」と呼び分けることがある。また現在でも[[ギリシア語]]ではフランスを「ガリア(Γαλλία)」という。
== おもなガリア部族 ==
{{commons|Category:Gauls|ガリア人}}
*[[ガリアの部族一覧]]
*[[ガリア起源説]]
==参考文献==
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