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'''巨勢親王'''（こせしんのう、[[延暦]]18年（[[799年]]）？－[[元慶]]6年[[8月5日_(旧暦)|8月5日]]（[[882年]][[9月20日]]））は、[[平安時代]]前期の[[皇族]]。[[平城天皇]]の第4皇子。母は[[正四位下]][[木工頭]][[伊勢老人|伊勢老人（おゆひと）]]の娘・[[伊勢継子|継子]]。同母兄に[[高岳親王]]がいる。
[[薬子の変]]で父が[[出家]]して兄・高岳親王が[[皇太子]]を廃された際にはまだ幼少であったらしく処罰を受けていない。翌年には親王のために[[近江国|近江]]・[[伊賀国|伊賀]]両国から各4,000束の[[イネ|稲]]が叔父である[[嵯峨天皇]]から贈られている。
しかし、父や叔父の死後は不遇のままであり、嵯峨天皇の玄孫（孫の孫）である[[陽成天皇]]の時代に無品親王のままで死去したと言われている。
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