「副鼻腔炎」の版間の差分

鼻腔の周囲には、副鼻腔という粘膜で裏打ちされた空洞が存在する。鼻腔の炎症は副鼻腔に波及する事ことがあり、それを副鼻腔炎と呼ぶ。

* （鼻性）頭蓋内合併症：[[脳膿瘍]]、[[髄膜炎]]、[[海綿静脈洞血栓症]]などが副鼻腔炎の増悪により引き起こされる事ことがある

* 眼合併症：[[眼窩内膿瘍]]、[[視神経炎]]などによる視力障害が副鼻腔の炎症が眼の周囲に波及する事ことにより引き起こされる

* [[副鼻腔気管支症候群]]：副鼻腔炎に様々な気管支病変が合併する事ことがある

** [[瀰慢性汎細気管支炎]] : 本症が瀰慢性汎細気管支炎に先行する事ことがある。

** [[カルタゲナー症候群]] : 本症がカルタゲナー症候群の部分症である事ことがある。

*前頭洞手術；前頭洞の病変に対しては現在でも外切開による治療が行われる事ことがある。