削除された内容 追加された内容
Nlkl (会話 | 投稿記録)
m カテゴリと多言語リンク追加
Nlkl (会話 | 投稿記録)
m タイリング -> タイル型
9行目:
 
 
xmonad は [[X Window System]] 上で動く [[ウィンドウマネージャ|タイリングル型ウィンドウマネージャ]] である。このウィンドウマネージャは、[[関数型プログラミング言語]][[Haskell]]で書かれている。
 
2007年3月に開発が初まったxmonadは、[[dwm]]、[[larswm]]、[[StumpWM]]等、他のタイリングル型ウィンドウマネージャと同様に、マウスを使わずに生産的にウンドウを制御することを可能にすることを目指している。
xmonad は、[[Arch Linux]]、[[Debian]]、[[Ubuntu]]、[[Gentoo]]、[[FreeBSD]]、[[NetBSD]]、[[OpenBSD]]等、多くの[[Unix系|Unix系OS]]で利用可能である。
 
18行目:
実行中に、設定ファイルを変更しリロードすることで、カスタマイズ可能である。
 
xmonadの特徴は、他のタイル型ウィドウマネージャへ影響を与えている。例えば、dwm は urgency hooks という機能を xmonad から取り入れたり、バージョン4.8 で Xineramaをサポートし、 xmonadの機能である Fibonacci レイアウトを可能している。
 
他のウィンドウマネージャのエミュレーションやFibonacci レイアウトのような普通ではないレイアウトアルゴリズム等、xmonadのコアシステムの拡張は活発なコミュニティで実装されており、ライブラリとして利用可能である。
29行目:
これは、[[パターンマッチ]]を用いていることを考慮すると安全であることが証明されており、さらなる信頼性の向上に寄与している。
 
開発者は次のように述べている。<blockquote>"xmonad は X Window System 用のタイリングル型ウィンドウマネージャであり、Haskellによって実装し、設定を行い、動的に拡張可能である。xmonadの実装は、[[副作用]]に支配されるソフトウェアを、純粋関数型データ構造や、表現力の高い[[型システム]]、高度な静的検査、特性に基いたテストを利用した Haskell から予想されるように、正確で効率的に開発可能であることを示している。加えて、我々はHaskellをアプリケーションの設定や拡張を行う言語でもあると考える。"</blockquote>
 
xmonadの実装は、Haskell の特徴や、Xlib や xft の Haskell [[バインディング]] に加えて、QuickCheck、パターンガードのような[[GHC]]拡張、[[モナド]]、モナド変換、zipper、Cabalライブラリ、等のさまざまなツールを利用している。