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'''行者'''には、意味がある。
#'''行者'''('''ぎょうじゃ''')とは、○○の[[修行]]を行う者の意であり、本来は[[仏教]]に限らず、広く[[古代]][[インド]][[宗教]]全般に見られ、特に[[断食]]行や針山の上に[[坐禅]]をするなどの苦行の行者が有名であり、[[釈迦]]も[[悟り]]を開く前に苦行をしていた事で知られる。[[中国]]・[[日本]]に於いては、特に[[修験道|山岳修行]]を行う者を指すようになり、[[修験道]]の開祖である[[役小角]]は「役行者」と呼ばれている。
#'''行者'''('''あんじゃ''')とは、仏教[[寺院]]において僧侶のように出家をせず、俗人のまま、米搗きや薪拾いなど寺の雑務を行う労働者の事である。特に中国[[禅宗]]に多く見られ、禅宗六祖の[[慧能]]が、五祖の[[弘忍]]のいた[[黄梅山]]で「盧行者」として米搗きに従事していた時に弘忍から六代目として認められた事例が有名である。これが転じて、現在の[[日本]]の禅宗寺院では、高位の僧侶の身辺の世話をしたり秘書的な仕事を行う僧侶を行者と呼ぶ場合がある。