「巡洋艦」の版間の差分

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=== 第二次世界大戦 ===
この時代 列強は巡洋艦を準主力艦とみなし、他の国々では海軍力の主力と見なされ、積極的に建造された。各国の巡洋艦保有数を列記する。表示はワシントン条約時代+条約明け-大戦中の完成艦数。同一クラスで大戦中に完成した艦があるクラスは戦後完成艦を含む。日米の大戦中の建艦数を比較すると、両国の国力の差が大きかったことが分かる。
 
{|
! 国名 !! ワシントン条約時代 !! 条約明け-大戦中の完成艦
|-
| イギリス || 重巡18と軽巡58 || + 軽巡24
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[[Image:Slava cruiser DN-SC-94-00156.jpg|250px|thumb|スラヴァ級ミサイル巡洋艦]]
[[画像:USS Shiloh good deck detail 04016702.jpg|250px|thumb|タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦]]
第二次世界体戦後は、巡洋艦の兵装として多数の大砲や大形魚雷は過去のものとなった。(旧ソビエトのみは魚雷戦力を重視していた)かわって[[艦対空ミサイル|対空(SAM)]]・[[艦対艦ミサイル|対艦(SSM)]]・[[対潜ミサイル|対潜(SUM)]]の各ミサイルを装備したミサイル巡洋艦や、ヘリコプター5機~10-10機以上を運用する能力のあるヘリコプター搭載巡洋艦が建造されてきた。
 
現在[[航空母艦]]に類別されているイギリスの[[インヴィンシブル級航空母艦|インヴィンシブル級]]も計画時には「全通甲板型巡洋艦」として構想されていた。さらに画期的な索敵能力とミサイル運用能力を特徴とする[[イージスシステム]]を搭載した[[イージス艦|イージス巡洋艦]]が建造されている。なお日本のイージス護衛艦[[こんごう型護衛艦|こんごう型]]は諸外国からはイージス駆逐艦と見なされている。最近のミサイルは甲板下から直接垂直に発射できる[[VLS]]に変わってきている。また対艦ミサイルの近接防御用に[[CIWS]]システムを複数搭載している。
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=== 日露戦争参戦艦 ===
[[日露戦争]]開戦時、日本は主力艦隊として三笠以下6隻の戦艦を第1戦隊とし、準主力艦隊として八雲-出雲型の装甲巡洋艦6隻を第2戦隊とした。日進級2隻は開戦直前に購入されたもので、戦争初期に喪失した戦艦初瀬と八島の代替として第1戦隊に編入された。
 
[[日本海海戦]]では第1第2両戦隊が大活躍し、ロシアのバルチック艦隊を壊滅させた。日露戦争での戦没艦は、日清戦争時代に建造された吉野と高砂の2隻。