「西欧自動車」の版間の差分

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'''西欧自動車'''('''せいおうじどうしゃ''')は昭和40年代前半に存在した輸入車ディーラー。創立者は[[西武百貨店]]グループ(後の[[セゾングループ]])総帥の[[堤清二]]。モーターマガジン社の「モーターマガジン臨時増刊 世界の自動車特集」の外車ディーラーリストには1964年1月号から登場、1963年4月号にはその名が無いので、1963年頃の創立と思われる。
 
当初は本社を池袋の西武百貨店別館事務所に置いていたが、後に[[東京プリンスホテル]]敷地内に移転、長年[[日本自動車会社|日本自動車]]が有してきたイタリア・[[フィアット]]車の輸入代理を共有した。
 
低価格な[[フィアット・500|500]]や[[フィアット・850|850]]スポーツクーペ・スパイダーなど、活発でスポーティなモデルの販売に力点を置き、フィアット人気を盛り上げた。この結果、[[フィアット・1300/1500|1300/1500]]や[[フィアット・1800/2300|1800/2300]]などの中大型セダンを主軸としていた日本自動車を圧倒する販売成績を記録することとなり、日本自動車は1965年頃にはフィアット販売から撤退、西欧が唯一のフィアット販売元となった。