「シアン酸」の版間の差分

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これは激しい論争を起こしたが、結論として異性体というものの存在を認める形で決着がついた。すなわちシアン酸もイソシアン酸も雷酸とは構造異性体の関係にある。
 
== 生成 ==
シアヌル酸を不活性ガス下で加熱し、発生する気体を急冷捕集すると得られる。シアン酸塩は金属シアン化物を穏やかな酸化剤で酸化しても生成するが、金属の[[シアネート|シアン酸塩]]からシアン酸を単離することは困難である。
 
== 性質 ==
水にわずかに溶解し、[[酢酸]]よりやや強い酸で、[[酸解離定数]] Ka=2.2×10<sup>-4</sup>(25℃)、pKa=3.48である。水中では不安定で低温では数時間溶液として存在するが、[[加水分解]]が進行して[[炭酸水素アンモニウム]]となる。一方、非プロトン溶媒の[[ジエチルエーテル|エーテル]]、[[ベンゼン]]、[[アセトン]]中では比較的安定(数週間)な溶液となる。
 
種々の有機化合物(求核剤)と反応し、[[アルコール]]から[[ウレタン]]、[[アミン]]からウレイン、[[アミド|酸アミド]]からウレイドを生成する。アンモニアと反応すると、一旦、アンモニウム塩([[シアン酸アンモニウム]])を形成するがさらに尿素へと反応する。
 
==参照文献 関連項目 ==
* [[シアネート]]
*理化学辞典、第五版、岩波書店 (CD-ROM版)
* [[雷酸]]
*世界大百科事典、Ver1.2、平凡社 (CD-ROM版)
* [[シアン化水素]]
* [[フリードリヒ・ヴェーラー]](シアン酸アンモニウムの研究)
: 化学史上無機化合物から有機化合物を合成した最初の例
* [[ユストゥス・フォン・リービッヒ]](雷酸の研究)
 
==関連項目 参考文献 ==
*理化学辞典第五版、岩波書店 (CD-ROM版)、岩波書店。
*[[シアネート]]
*世界大百科事典Ver1.2、平凡社 (CD-ROM版)、平凡社。
*[[雷酸]]
*[[シアン化水素]]
*[[フリードリヒ・ヴェーラー]](シアン酸アンモニウムの研究)
:化学史上無機化合物から有機化合物を合成した最初の例
*[[ユストゥス・フォン・リービッヒ]](雷酸の研究)
 
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