「キューブ (映画)」の版間の差分

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: 無気力な独身男性。真剣みがなく胡散臭い雰囲気から、クエンティンにスパイではないかと疑われる。そして遂に、自分はキューブ外壁の設計者であることを暴露し、外壁は一辺が130mの立方体であること、そして出口は一つしかないことを語り、レブンにキューブ脱出への大きな情報を与える。
; カザン
: 他のメンバーから発見されるまでずっと部屋から動かなかったらしく、途中から参加した。行動上の特徴から何らかの精神障害を持つと思われる青年。現状把握がままならないためメンバーの足を引っ張るが、ハロウェイが献身的にサポートする。終盤に彼が[[因数分解]]の[[暗算]]を瞬時にやってのける[[サヴァン症候群|サヴァン]]才能の持ち主であることが判明。暗号解読の切り札として一気にゴールへの局面を開く。蛇足であるが、続編であるCUBE ZEROにて彼と同様な挙動・能力を持った人物が再び現れるシーンがあり、如何にして彼等のような存在が生まれたか?そしてCUBEに入るに至るまでの顛末が明らかとなる。
; オルダーソン
: オープニングに登場するスキンヘッドの男性。他のメンバーと合流することはない。部屋で目覚めると、2、3箇所のドアを開けて様子を伺ってから別の部屋に移動する。独りでにドアが閉まり、一歩二歩と踏み込んだ途端にバシッという衝撃音が走り、彼の服および顔面に血の線が滲む。そして体がサイコロ状に切断されバラバラと崩れ落ちる。あっけなく殺された犠牲者であるが、出だしから大変にショッキングな場面であるために、『部屋にはトラップが仕掛けられており、むやみに動くと危険である』ということを視聴者に強烈に印象付けた。発見されていないだけで、彼同様に他にも様々な人物がキューブ内に同時異所的に存在していた可能性がある。