「カンピロバクター症」の版間の差分

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Shinwemon (会話 | 投稿記録)
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== 診断 ==
ヒトでは[[糞便]]、ウシでは流産胎子の胃、盲腸内容物を材料として本菌の分離を行う。分離にはSkirrow培地やCCDA培地などの[[選択培地]]を使用する。[[ポリメラーゼ連鎖反応]] (PCR) による検出、同定も可能である。糞便中には非病原性のものも含め細菌が無数にいるが、症状から細菌性腸炎を疑った場合、便中に白血球がいること、カモメが翼をひろげたような形状のグラム陰性桿菌 (gull-wing shaped GNR)<ref>[http://www.life.umd.edu/classroom/bsci424/PathogenDescriptions/Campylobacter.htm メリーランド大学の病原微生物学テキスト]</ref> の二点が確認できれば、臨床的にはほぼカンピロバクター感染症と診断してよい
 
== 治療 ==