「ボーア効果」の版間の差分

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'''ボーア効果'''(ぼーあこうか、英:[[:en:Bohr effect|Bohr effect]])とは[[血液]]の[[pH]]の低下([[二酸化炭素]]の増加)により[[ヘモグロビン]]の酸素解離曲線が右方移動すること。生理学者[[クリスチャン・ボーア]]([[ニールス・ボーア]]の父)により発見された。

ヘモグロビンの酸素解離曲線が右方移動することは末梢で[[酸素]]を解離しやすくなるが、[[肺]]で酸素を取り込みにくくなることを意味する。pHの低下以外には温度上昇、[[2,3-ジホスホグリセリン酸塩]](2,3-DPG)濃度上昇によりヘモグロビンの酸素解離曲線は右方移動を起こす。逆に、pHの上昇、温度低下、2,3-DPG濃度低下はヘモグロビンの酸素解離曲線の左方移動を引き起こす。
 
== 関連項目 ==
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{{DEFAULTSORT:ほあこうか}}
[[Category:生理学]]
[[Category:生化学]]
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