「京阪300型電車 (2代)」の版間の差分

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'''京阪300形電車'''(2代)(けいはん300がたでんしゃ)は、[[京阪電気鉄道]]がかつて保有していた[[京阪大津線|大津線]]用の[[電車]]([[路面電車]][[鉄道車両|車両]])である。
 
[[1965年]]、[[京阪300形電車 (初代)|300形]]のうち京阪線で使われていた4の機器を利用して301~304が製造された。続いて[[1967年]]、同じく300形のうち[[大津線]]に転属されて310形に改番されていた4の機器を利用して、305~308が製造された。
 
車体は片運転台貫通形・両開き2扉、窓下の[[ウィンドウ・シル/ヘッダー|ウィンドウシル]]がないスタイルで、[[京阪260形電車|260形]]4次車(280~286)と同タイプである。260形とともに[[京阪京津線|京津線]]の急行(後に準急)、[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]の普通に使用された。
[[1965年]]、[[京阪300形電車 (初代)|300形]]のうち京阪線で使われていた4輛の機器を利用して301~304が製造された。続いて[[1967年]]、同じく300形のうち[[大津線]]に転属されて310形に改番されていた4輛の機器を利用して、305~308が製造された。
 
車体は片運転台貫通形・両開き2扉、窓下の[[ウィンドウシル]]がないスタイルで、[[京阪260形電車|260形]]4次車(280~286)と同タイプである。260形とともに[[京阪京津線|京津線]]の急行(後に準急)、[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]の普通に使用された。
 
登場当時は260形同様、赤と黄色の京阪線特急色に塗装されていたが、1980年代前半に塗装を緑の濃淡の京阪線一般色に変更している。
 
 
[[1970年]]に[[集電装置]]をスライダー式ポールからパンタグラフに変更した際、パンタグラフが運転台側に付けられている。同時に車掌台側の正面窓が1枚ガラスのドロップタイプから、2枚ガラスのユニットサッシに変更されている。
 
[[1984年]]以降、[[京阪600形電車 (3代)|600形]]への代替に際し、260形との機器の相違から本形式を優先して淘汰することとなり、本形式は[[1985年]]までに全車[[廃車 (鉄道)|廃車]]された。車体は冷房改造や前面形状の大幅な変更を受け600形1次車(601~608)に流用されている。
 
[[1984年]]以降、[[京阪600形電車 (3代)|600形]]への代替に際し、260形との機器の相違から本形式を優先して淘汰することとなり、本形式は[[1985年]]までに全車廃車された。車体は冷房改造や前面形状の大幅な変更を受け600形1次車(601~608)に流用されている。
 
 
{{京阪電気鉄道の車両}}
{{Rail-stub}}
 
[[Category:京阪電気鉄道の電車|300_2]]
[[Category:かつて存在した路面電車車両|けいはん300かたてんしや]]