「トーマス・ハックル・ウェーラー」の版間の差分

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m Bot: rdr 小児麻痺
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ウェーラーは[[ミシガン州]][[アナーバー (ミシガン州)|アナーバー]]で生まれ育ち、父のカール・バーノン・ウェーラーが[[病理学]]の教授として働いていた[[ミシガン大学]]に入学した。ミシガン大学では[[獣医学]]を専攻し、学士号と修士号を取得した。修士時代には[[魚類]]の[[寄生虫]]の研究を行った。1936年からは[[ハーバード・メディカルスクール]]に通い、後にノーベル賞を共同受賞することになるエンダースの下で研究を行った。ウェーラーに[[ウイルス]]や[[組織培養]]の実験を行わせたのはエンダースである。ウェーラーは1940年に医学博士号を取得し、[[ボストン]]の小児病院で働いた。[[第二次世界大戦]]中の1942年に、彼は[[少佐]]の階級を得て、[[プエルトリコ]]にある軍の医学研究所で[[微生物学]]、ウイルス学、病理学の責任者として働いた。戦後はボストンの小児病院に戻り、1947年からは再びエンダースとともに働いた。
 
ノーベル賞を受賞した[[急性灰白髄炎|小児麻痺]]の研究以外にも、ウェーラーは[[住血吸虫症]]や[[コクサッキーウイルス]]の研究でも大きな業績を残した。彼はまた、[[ヘルペス]]や[[水痘]]の原因ウイルスを初めて単離した人物でもある。
 
ウェーラーは1945年にキャスリーン・ファーヘイと結婚し、2人の息子と2人の娘がいる。