「七夕」の版間の差分

==織女星と牽牛星の伝説==
=== 説話 ===
[[こと座]]の1等星[[ベガ]]は、中国・日本の七夕伝説では織姫星(織女星)として知られている。織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。夏彦星(彦星、牽牛星)は、[[わし座]]の[[アルタイル]]である。夏彦もまた働き者であり、[[天帝]]は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、2人を[[天の川]]を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことをゆるし、天の川にどこからかやってきた[[カササギ]]が橋を架けてくれ会うことができた。しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず牽牛も彼女に会うことができない。星の逢引であることから、七夕には'''星あい''' (星合い、星合) という別名がある。また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれる。催涙雨は織姫と彦星が流す涙といわれている。
 
古典文学として上記のようなストーリーとなった七夕説話であるが、長い歴史の中で中国各地の民話として様々なバリエーションを生じるに至った。それらは地方劇で上演され、[[戯曲 (中国)|戯曲]]の題材となった。その中で有名なものに[[京劇]]などで演じられる『天河配』がある。その内容は牛飼いの牛郎(牽牛)が水浴びをしていた天女の一人である織女の衣を盗んで夫婦となるが、やがて織女は天界に帰り、牛郎は織女を追って天界に昇るものの、織女の母である[[西王母]]によって天の川の東西に引き裂かれるというものであり、[[羽衣伝説]]のようなストーリーすなわち白鳥処女説話となっている。
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