「国際化社会」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Bytechs (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
編集の要約なし
3行目:
 
== 国際化の時代 ==
「ボーダーレス社会」という言葉通り、今日では[[交通]]や[[通信]]手段の発達によって、[[国境]]を越えて人やモノ、[[情報]]が動くようになり、世界はいっそう小さく感じられるようになった。その一方で、今日、地球的規模の[[環境]]破壊や国際紛争の解決、[[貿易摩擦]]や[[テロリズム]]、[[食の安全]]や[[感染症]]への対応、[[人権問題]]や諸外国からの労働者の受け入れの取り組みなど、国境をまたぐ問題が質的にも量的にも増えている。このようななかで、一国のみの立場からの解決は困難であり、みずからの[[価値観]]にとらわれず、広い視野をもち、異文化との共生が求められている。同時に、共生の前提には、画一化した世界にならないためにも、自国と自国文化の存続が必要である。それが、われわれひとりひとりの「内なる国際化」が求められるゆえんである<ref>毛受(2003)ほか</ref>。
 
== 国際化とグローバリゼーションの違い ==