「グレトナ・グリーン」の版間の差分

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==結婚==
[[Image:Grenta Green.jpg|thumb|left|グレトナ・グリーンのOld blacksmiths shop]]
グレトナ・グリーンで最も有名なのは、駆け落ち結婚がされた[[鍛冶屋]]である。[[1753年]]、ハートヴィク卿の婚姻法がイングランドで可決して以来、イングランドでは両親の承諾を得た2121才以上の男女のみに結婚が制限されるようになった。この法律はスコットランドには適用されず、男性は14才、女性は12才以上ならば親の承諾なしに結婚できることになっていた。(1929年より、16才以上ならば両親の承諾は必要なくなった。イングランドとウェールズでは、現在18才以上なら同意は不要、16才・17才なら必要となっている)さらに、イングランドの法律では”asking of the banns”(一定期間の結婚予定通告。その間、誰でも結婚に対する異議申し立てができる)や、後には結婚許可証が必要になったので、結婚に反対する人物が、たとえそれが法的に正式な結婚であったとしても、結婚の計画が持ち上がっていることを知り、妨害することができたのである。
 
よって、婚姻法が改正される以前は、多くの駆け落ちカップルが結婚するために[[イングランド]]を逃れ、スコットランドに入って最初の町、すなわちグレトナ・グリーンへと走ったのである。[[1712年]]ごろに建てられたOld blacksmiths shopや、[[1710年]]に建てられたGretna Hall Blacksmiths Shopが、少なくとも評判上は、結婚業者の中心となった。 The Old Blacksmiths shopは、1887年頃には観光スポットとして公開された。
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[[1856年]]、スコットランドの婚姻法が21日以上の定住者に限られるように改正され、さらに[[1940年]]にも同様の法改正があった。コールドストリーム・ブリッジや、ランバートン、モーディングトンやパキストン・トールといった他のスコットランド境界上の町でも以前はグレトナ・グリーン婚の舞台となっていたが、現在スコットランドでの結婚はおよそ六分の一がグレトナ・グリーンかグレトナで行われている。{{fact}}
 
 
==出典・脚注==