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NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
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[[2006年]]に登場した[[アキュラ・RDX|RDX]]及び2代目[[アキュラ・MDX|MDX]]には、リアドライブ前にあった2段増速機構を廃止した軽量仕様が適用された。後輪は常時1.7%増速され、直進状態での前後輪の回転差は、リアデフが吸収している。
 
== 開発史 ==
 
[[芝端康二]]が最初に提案した四輪駆動システムは前輪と後輪の間で駆動力を配分するものであった。しかし、それは既に他社が開発に着手しており、ホンダとしての独自性がないとして上層部に却下された。芝端は左右の車輪間での駆動力配分の可能性を見いだし、四輪駆動の[[ホンダ・シビック|シビック]]を改造し、後輪の片側だけに駆動力を伝える三輪駆動の試作車で実走し後輪の左右でのトルク配分の効果を確認し、本格的な開発に至った。その後2代目[[ホンダ・レジェンド|レジェンド]]に後輪左右駆動力配分システムを搭載した試作車を開発し、[[1991年]]には[[東京モーターショー]]で[[コンセプトカー]]である[[ホンダ・FS-X|FS-X]]が発表された。3代目[[ホンダ・インテグラ|インテグラ]]にこのシステムを搭載すべく開発を進めたが、市販を断念し、インテグラの高性能モデルは、自然吸気エンジンの前輪駆動モデル[[ホンダ・インテグラタイプR|インテグラタイプR]]となった。[[1996年]]には左右駆動力配分システムを後輪ではなく前輪に搭載したシステム[[ATTS]]を[[ホンダ・プレリュード|プレリュード]]で市販化した。そして、漸く[[2004年]]に[[ホンダ・レジェンド]]にSH-AWDとして市販化が実現した。
==関連項目==
*[[INTRAC]]