「大脳基底核」の版間の差分

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== 機能 ==
大脳基底核は多様な機能を担うとされているが、大脳基底核の神経変性疾患における運動障害から得られる示唆が最も明瞭である。中でも[[パーキンソン病]]は大脳基底核変性疾患の代表的なものとされており、無動、寡動、安静時振戦、筋固縮などの運動症状がよく知られる。大脳基底核の異常が多くの場合に[[不随意運動]]を示すことは、逆に大脳基底核が[[随意運動]]の実行に重要な役割を果たすことを示している。
 
歴史的に大脳基底核は、[[錐体外路]]性運動の中枢と考えられてきたが、近年では解剖学的に錐体外路という神経路が実在しないことから、誤解を避けるために錐体外路という用語は次第に使われないようになってきている。
 
== 参考画像 ==