「遠心分離」の版間の差分

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== 密度勾配遠心法 ==
[[生化学]]では塩化セシウムなど[[式量]]の大きい塩の溶液中を超遠心機(後述)に施して、[[高分子]]化合物を分離する'''密度勾配遠心法'''(みつどこうばいえんしんほう)が利用される。これは溶液を長時間、超遠心機に施すと[[沈殿|沈降]]と[[ブラウン運動]]が釣り合う[[沈降平衡]]が生じ、これが液面から底に向かって連続的変化する。それゆえ、特定の密度の粒子や、タンパク質の分子量に応じて層を成して分離する現象が見られ、この原理を利用して高分子の分離や[[平均分子量]]を推測することができる。
 
== 遠心機 ==