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'''シンフォニア'''('''
[[バロック音楽|バロック期]]にイタリアで始まった[[オペラ]](ただし、近代オペラとは大きく異なるバロック・オペラ)の中で、歌唱を伴わない[[器楽]]
イタリア・オペラの形式を取り入れた[[オラトリオ]]や[[カンタータ]]でも、同様の形式で用いられるようになった。当時オペラが普及しなかったドイツでは、カンタータ中のシンフォニアが多く作られた。[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ]]の[[教会カンタータ]]中には秀逸な作例が多数あり、声楽の楽章に織り込んで2楽章以上のシンフォニアが挿入されているものもある。これには世俗音楽として作った曲を転用したり、その逆の転用を行ったことが確認できるものもある。例えば、恐らく[[ケーテン]]時代に作曲された遺失オーボエ協奏曲BWV1053aは、楽章をばらして教会カンタータBWV49とBWV169のシンフォニアに編曲転用され、さらにチェンバロ協奏曲BWV1053として再び編曲された、ということが推測されている。
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バッハの「[[インヴェンションとシンフォニア]]」や「[[パルティータ (バッハ)|パルティータ]]」中の楽章など、鍵盤楽器の独奏曲にもシンフォニアという言葉が用いられるが、この場合は「多声部を含む[[ポリフォニー]]」という意味である。語源が同じで、なおかつ同じバロック音楽における用語であっても、意味合いや楽曲形態としては全く異なるものである。
なお、交響曲を指す場合は、[[英語]]では
== 関連項目 ==
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*[[イタリア式序曲]]
*[[交響曲]]
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[[Category:バロック音楽]]▼
[[Category:前奏曲|*]]▼
[[da:Sinfonia]]
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[[he:סינפוניה]]
[[nl:Sinfonia]]
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