「実存は本質に先立つ」の版間の差分

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'''実存は本質に先立つ'''」という表現[[哲学]]において、[[存在]]には[[本質]]がないいうこする考え方、観念、ものごの捉え方、意味ていたものである。[[フランス]]の[[哲学者]][[ジャン=ポール・サルトル]]によって最初にこの概念が提起され、[[実存主義]]における基礎的な観念・概念となっている。サルトルの妻[[シモーヌ・ド・ボーヴォワール]]はこの考えを基に、「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」という言葉を残している
 
== 概要 ==
例えば、人間性という例を挙げ、人間性というものは存在するかもしれないが、その存在は初めには何をも意味するものではないつまり、存在、本質の[[価値]]および[[意味]]は当初にはなく、後に作られたのだこの場合考え方では主張される。
 
このように、この考えは[[キリスト教]]などの、{{要出典範囲|[[社会]]における人間には本質([[魂]])があり生まれてきた意味を持つという古来からの宗教的な信念}}を真っから否定するもので、[[無神論]]の概念の一つにもなっている。
 
== 関連項目 ==