「ヘンク・ブラウアー・ロジャース」の版間の差分

'''ヘンク・ブラウアー・ロジャース'''(''Henk B.Rogers''、[[1953年]] - )はゲームクリエイターで、現在は[[アメリカ合衆国|米国]][[法人]][[株式会社]][[ブループラネットソフトウェア]](Blue Planet Software)社の代表取締役。よく誤解されていることだが、この企業はかつて日本にあった[[ビーピーエス]]とは別法人である。その後日本のゲーム業界に大きな影響を与えた事実上の[[日本]]初の[[ファンタジー]][[コンピュータRPG]]として知られる[[ザ・ブラックオニキス]]やその続編である[[ザ・ファイアクリスタル]]の作者である。[[オランダ]]出身。[[ハワイ大学]]卒。

1983年、ビーハワイ大学で[[コンピュータサイエンス(Bullet-Proof Software)社で、]]と[[ロールプレイングゲーム]]の研究を行った。その後日本初のに渡りファンタジー[[コンピュータRPG]]となを開発していた。初め[[光栄]]からこのゲームを発売する予定だったが、光栄の社長の勧めでハワイ大学時代の友人である[[コンラッド・Ｔ・小沢]]と共に1983年にビーピーエス(Bullet-Proof Software)社を設立して社長に就任し、[[ザ・ブラックオニキス]]を発売した。事実上の開日本発のコンピュータRPGであるこのゲームは大ヒットし、コンピュータ雑誌のランキングで上位に入り、また長期にわたってランキングにとどまり、アスキー社のログイン誌のソフトウェア大賞を行う受賞した。1989年には弟の[[エドワード・Ｓ・Ｐ・ロジャース]]の勧めで[[テトリス]]の日本紹介に関与し、[[ゲームボーイ]]版テトリス（[[任天堂]]）の版権取得に携わった。1990年には[[アレクセイ・パジトノフ]]の援助を得てAnimaTek社を設立、独立を果たす。1996年、アメリカに帰国し、[[ブループラネットソフトウェア]](Blue Planet Software)社を設立する。この社名は略称の[[頭字語]]がBPSとなるように命名された。

テトリスで4列を消す技を「テトリス(Tetris)」と呼ぶがこれは元々Quadruple（４倍）と地味な名称で呼ばれていたのをロジャースのアイディアで改名したものである。