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'''ノースリーブ'''(No Sleeve)とは[[袖]]丈が無い服を総称する[[和製英語]]である。正確な英語表記では、'''スリーブレス'''(Sleeveless)と呼ばれる。<!--英文法的にはノー~はノン~とするのでNon-Sleeveということもできるが、実際に使用されることはほとんど無い。-->
 
==特徴==
上半身を覆う[[シャツ]]や[[下着]]に存在する型で、もともと袖のあるデザインのものから袖だけを取り去ったものが一般的にノースリーブと呼ばれる。袖は英語でSleeveなので表記はスリーヴがより発音に近い。気温の上がる[[夏]]に好まれ、カジュアルな装いとして人気がある。また革の[[ジャンパー]]など生地の厚いものもノースリーブにして夏に着用する場合もある。ただし夏用の衣類は丈を短くすることで涼しく着用できるようにデザインされているものがほとんどであり、[[ジャケット]]などの[[アウターウェア]]の下に重ね着できるような秋・冬用の衣類は丈が長いことが多い。女性向けの衣類のデザインに用いられることが多く、男性向の衣類としてデザインされることはあまりない。<!--年輩の女性の衣類にもあるので、「年輩」は削除しました。-->
 
露出した肩のラインを上品に演出し、気品と清楚さがアピール出来る特徴がある。<!--容姿端麗な若い女性が着用すれば周囲からの眼差しを一身にうけ、見る者の心を魅了する。それだけに、着る人を選ぶ服装ともいえる。たとえば綺麗さと品性が備わった若々しい女性。←ノースリーブに限らないような気がするので…。-->
 
ノースリーブは、普通は袖が無い物だが分割された状態の袖が付属している物も存在し、その場合、着用者は肩を露出した状態となりそれを着用している女性もる。尚、この場合、袖はオプション扱いである。
 
かつては[[トップス]]がノースリーブの場合、[[ボトムス]]を[[ジーンズ]]などでまとめるパンツスタイルで着こなすのが主流であった。また、上半身がノースリーブ服によって露出度が増したのに反比例して脚の露出度は減らす傾向があったが、最近の[[渋谷系]]ファッションでは上半身、下半身とも露出を大きくする装いも増えている。
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[[陸上競技]]をはじめとする[[スポーツ]]競技において着用されることが多い。スポーツ競技で多用される理由は、体温を逃がすことにある。また、腕を大きく動かす際に袖が邪魔にならないという利点もある。室内で行われる[[体操競技]]などにおいては前者の理由、冬に行われることの多い[[マラソン]]等での着用は主に後者の理由によるものであると思われる。一方、女子[[バレーボール]]や[[フィギュアスケート]]あるいは女性[[ピアニスト]]や[[バイオリニスト]]等においては、後述する別の理由から着用していると考えられる。
 
スポーツ以外の日常的な服装としては、以前は日本では7・8月に限定される夏の服装であった。しかし、[[1990年代]]からは43月から11月までの春から秋の長期間に渡って着用されている。ただし、ファッション性を重視する若い女性は、を通して着用することも多い。一方、男性が同様の理由でノースリーブを着用することはまれである。また、着用した場合好意的に受け止められることは少ない。この点は、ノースリーブが他の服とは大きく異なる点である。
 
[[正装]]としては、夕方以降に行われる洋式の[[パーティ]]等で女性に着用される。一方、昼のパーティでは洋式といえども肩の露出は歓迎されない。時間による受け取られ方の違いは、ノースリーブの持つ性的アピールにある。男性については時間に関わり無く、ノースリーブは正装とは見なされない。
 
<!--ノースリーブが性的なアピールを持つことは着用が[[葬儀]]などで禁じられていること、学校の[[制服]]に採用されないことなどからも明らかである。[[教会]]や[[寺院]]ではノースリーブでの[[礼拝]]・[[参拝]]を禁じているところもある。何故、女性の着用が魅力的で男性ではそうでないのかについての論理的な説明は困難であるが、こうした状況があるのは疑いのない事実で人類学的な考察が待たれるところである。←「女性の着用が魅力的で、男性ではそうでない」というのは単に主観でしかない。-->
==関連項目==
*[[ウェストコート]](ベスト)