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'''物理変化'''('''ぶつりへんか''')とは、[[物体]]や[[物質]]の[[変化]]のなかで、[[]][[材質]]は変わらないような[[変化]]である。具体的には次のようなものがある。
*[[物体]][[変形]] [[伸縮]][[切断]][[分裂]][[接合]]
*目に見える[[混合]] [[固体]][[粒子]][[液体]]、固体粒子同士
*[[分子]]レベルの混合 [[溶解]]、[[液体]]同士の混合、[[気体]]同士の混合
*[[三態]]間の状態変化
 
物の材質が変わるような変化には、[[化学変化]]と[[核反応]]や[[素粒子]][[反応]]がある。[[ミクロ]]に見れば、原子間の[[結合]]の組み替えが起きるのが化学変化であり、[[分子]]の[[位置]]のみが変化するのが物理変化である。どちらも[[原子]]自体は変化しないが、原子が別の原子に変化するのが核反応である。関与する1[[モル]]当たりの[[エネルギー]]は、物理変化<化学変化<核反応、の順に大きくなる。
 
なお現在の[[自然科学]]の分類では、化学変化を扱う分野は[[化学]]、物理変化を扱う分野は[[物理]]または[[物理化学]]、核反応や素粒子反応を扱う分野も[[物理]]と分類されている。
 
====物理変化と化学変化の境界====
以下に物理変化とも化学変化とも見なしうる例を挙げる。このような変化について、無理に化学変化か物理変化かという二分法を当てはめようとすることは建設的とは言えない。
*[[塩]]の[[水溶液]] [[イオン性化合物]][[]][[溶解]]すれば[[イオン]]に分かれるが、これは化学変化でもある。だがその溶解挙動は、明確に物理変化と見なせる[[分子性化合物]]の溶解との区別はつけにくい。
*[[結晶水]]の[[吸脱着]]
*[[合金]]  合金では普通、任意の割合で混合しその性質が連続的変化しかしない場合は[[固溶体]]と呼び、単なる物理的混合物と見なされるが、特定比率での[[]]が生じる場合は[[化合物]]が形成されたと見なされる。
*固体の[[相変化]] [[ダイヤモンド]]と[[黒鉛]]、合金系の相転移、[[マントル]]や[[岩石]]の相転移
*[[デオキシリボ核酸|DNA]]の二本鎖と一本鎖の[[転移]]
 
==関連項目==
*[[化学反応]]
*[[相転移]]
*[[理化学]]
 
[[Category{{DEFAULTSORT:物質|ふつりへんか]]}}
[[Category:物理学|ふつりへんか]]
[[Category:物理学]]