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[[Image:WaterAndFlourSuspensionLiquid.jpg|thumb|[[小麦粉]]を分散させた水。青っぽく見えるのは、青い光は赤い光よりも小麦粉の粒子で反射しやすいためである]]
'''懸濁液'''(けんだくえき、Suspension)とは、少なくとも1[[マイクロメートル]]以上の、[[コロイド]]より大きい[[粒子]]と[[液体]]との[[混合物]]。コロイド溶液とは異なり、懸濁液は時間がたつと定常状態に落ち着く。懸濁液の一例は、[[泥]][[水]]である。懸濁する粒子は[[顕微鏡]]で見ることができ、静かな場所に置くと時間の経過に連れて沈静化する。この点で懸濁液は、粒子がより小さく、沈静化することのないコロイド液と異なる。[[溶液]]では、[[溶質]]は固体では存在せず、溶質と[[溶媒]]は均質に混ざり合っている
 
懸濁する粒子は[[顕微鏡]]で見ることができ、静かな場所に置くと時間の経過に連れて沈静化する。この点で懸濁液は、粒子がより小さく、沈静化することのないコロイド液と異なる。[[溶液]]では、[[溶質]]は固体では存在せず、溶質と[[溶媒]]は均質に混ざり合っている。
懸濁液の例
 
== 例 ==
*[[土]]や[[粘土]]、[[シルト]]を水に混ぜた泥水
*[[泥漿]]
*[[小麦粉]]を溶いた水
*[[絵具]]
*水中に分散させた[[チョーク]]の粉
*石灰乳
 
[[Category:化学|けんたくえき]]
[[Category:液体|けんたくえき]]