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'''三根 円次郎'''(みね えんじろう、[[1873年]] - [[1935年]][[3月18日]])は[[長崎県]][[大村市]]出身の[[日本]]の[[教育者]]である。
 
旧制大村中学(現・[[長崎県立大村高等学校]])、旧制[[第五高等学校 (旧制)|第五高等学校]]、旧制[[第一高等学校 (旧制)|第一高等学校]]を経て[[東京帝国大学]][[文学部]]哲学科卒業。謹厳な教育者として、佐賀、徳島、山形、新潟、徳島など各地の旧制中学校で校長を務め、最後の赴任高知県にある私立旧制土佐中学校(現[[土佐高等学校]])へ初代校長としてであった。
 
土佐中学では「健・研・倹」という自身の掲げた標語の通り逝去されるまでの15年間全人格的教育に徹した。生徒からは慈父の如く慕われ、奉ったあだ名は「おとう([[土佐弁]]で親父の意味)」であった。