「リカルド・ノルドローク追悼の葬送行進曲」の版間の差分

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==概要==
グリーグは1歳年上の作曲家[[リカルド・ノルドローク]]と仲が良かった。民俗音楽に基づいた国民的な様式を確立しようというグリーグの野心はノルドロークとの友情に負うところが大きい。しかし、序曲「秋に」作品11を完成させたわずか数週間後、グリーグはノルドロークが23歳の若さで世を去ったという知らせを聞き、悲しみに打ちひしがれた。このことを受けて、[[1866年]]4月6日にグリーグはこの作品を作曲し、翌日にはトリオ部分を付け加えた。この葬送行進曲はその夏に[[ピアノ]]曲として出版されたが、グリーグはのちにこれを金管楽器と打楽器のために編曲し、さらにその後に当時の標準的な軍楽隊のための編曲版を作って、大幅な改訂を加えて[[1899年]]に出版された。
 
現在は演奏されることが極端に少ない。そのうえ演奏会で取り上げることも少ない。
 
==構成==
各一対ずつの[[クラリネット]](Es及びB管)、[[コルネット]][[トランペット]]、さらに2つの[[チューバ]]を含んだ楽器法は、変ロ短調の主部の重々しい足どりにも、また長調の中間部の慰めるような[[ノルウェー]]風の旋律もうまく適ったものである。演奏時間は約6分。
 
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[[category:行進曲]]
[[category:吹奏楽曲]]
[[Category:グリーグの楽曲]]
 
[[en:Funeral March in Memory of Rikard Nordraak]]