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この副助詞「づつ」は旧かな遣い
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[[イスラム教]]を受け入れたテュルク人の間でも遊牧部族や軍事集団の長の称号として、[[アラビア語]]の[[アミール]]とほぼ同義に用いられ、[[セルジューク朝]]の君主[[トゥグリル・ベグ]]のように固有名詞の一部としても使われた。
 
[[アナトリア半島|アナトリア]]では地方の軍司令官、県知事の[[官職]]を指す称号となった。[[ルーム・セルジューク朝]]では軍隊の総司令官に[[ベグレルベギ]](beglerbegi, 「ベグたちのベグ」の意)という称号が用いられ、[[オスマン帝国|オスマン朝]]に受け継がれてベイたちの上に立つ州総督の官職'''ベイレルベイ'''('''beylerbeyi''')になり、アナトリアと[[バルカン半島|バルカン]]にそれぞれ1名つのベイレルベイが置かれた。
 
オスマン朝におけるベイの称号は次第に[[パシャ]]に継ぐ高級官僚の称号に変化し、現代トルコ語では、ベイは男性の名前(ファーストネーム)につけて呼びかける敬称になっている。