「沖縄軌道」の版間の差分

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現在の[[西原町]]にあった製糖工場にサトウキビを運搬するためのトロッコとして計画されたが、製糖期を除くと使い道がなかったため、旅客運送を主目的とした軌道会社が別途設立された。
 
1913年1月に製糖会社の役員らが設立発起人となって[[人車軌道]]の起業を出願し、同年9月に特許を取得。翌1914年3月に'''沖縄人車軌道'''が設立された。その後、同年11月10日に与那原~小那覇間が開業し(手続き上は11月1日開業か)、1916年1112259日までに与那原~泡瀬間の全線が開業している。なお、動力については1914年11月1日に馬力併用の手続きを取っており、開業当初から実態は馬車鉄道だったようである。社名も1915年1月13日に'''沖縄馬車軌道'''に改称しており、1929年10月15日にも再び社名を改めて'''沖縄軌道'''としている。
 
昭和初期には与那原~泡瀬間を結ぶバス路線が開業しているが、沖縄軌道は製糖工場へのサトウキビ搬入代が収入の大半を占めていたせいか廃止されなかった。