「ディアドコイ戦争」の版間の差分

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==アレクサンドロス3世死後==
大王が亡くなった時に王妃[[ロクサネ]]は妊娠中であり、他には庶子ヘラクレス(王位相続権は無し)がいるのみであった。そのため将軍[[メレアグロス (将軍)|メレアグロス]]は大王の異母兄弟アリダイオスを次期国王に推したが、他方で[[ペルディッカス]]はロクサネの出産を待つべきだと主張した。やがてロクサネが産んだ子は男子であったため、この[[アレクサンドロス4世]]とアリダイオス改め[[ピリッポス3世|フィリッポス3世]]が共同統治者となった。そしてペルディッカスがアレクサンドロス4世の、また声望の高かった[[クラテロス]]がフィリッポス3世の後見人にそれぞれ就任し、さらに将軍らが領内各地の長官に任ぜられることとなった。この体制化でペルディッカスはマケドニア内で首位の座に就いたが、その評判は芳しくなく権力基盤も磐石とは言い難い状態にあった。
 
なおこの時点での主な将軍の配置は下記の通りである。