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大統領、首相等については[[2008年]][[7月13日]]に[[ネパール制憲議会|制憲議会]]でで可決された暫定憲法第5回修正に定められている。
 
大統領・首相は[[ネパール制憲議会|制憲議会]]における選挙の過半数で任命される。[[首相]]は制憲議会議員であることを要するが、[[大統領]]はこの限りではない。過半数を超える候補のないときは再選挙を行う。大統領は[[ネパール軍|軍]]の最高指揮権は持つが[[象徴]]的存在であるとしての国家[[元首]](Head of Stste)である。一方、首相は政府の長(Head of Government)として実権を持つ。ネパール初代大統領には[[ラムバラン・ヤーダブ]]氏(ネパール会議派)が当選している。今回の大統領は新憲法が定められて次の大統領が選出されるまでが[[任期]]であるが、一般には2年間である。
 
[[大統領]]の人事については主要政党の間の調整に決着が付かず、結局議会における選挙で決めることとなった。
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なお、[[首相]]には[[ネパール共産党毛沢東主義派]]の[[プラチャンダ]]議長が当初確実視さたが、大統領選で「裏切られた」として統一共産党とマデシ人権フォーラムの内閣不参加が決まり、ネパール会議派も入閣しないので、一時組閣が不可能になった。[[7月22日]]毛派の中央委員会で[[野党]]の立場をとることを議決。<ref>[http://blogs.yahoo.co.jp/nepal_journal/55982317.html カトマンズ・ジャーナル]</ref>
その後、ヤーダブ大統領が、毛派のプラチャンダ議長に全議会的な内閣を組織するように指示したが、ネパール会議派と国防大臣のポストを巡って対立、選挙により首相を決めることとなった。統一共産党がキャスティング・ボートを握ることとなったが、毛派を支持、これにマデシ人権フォーラムも加わり、毛派の[[プラチャンダ]]議長を首相に推すこととなった。

[[8月15日]]投票が行われた結果、有効投票数551票の内、プラチャンダが464票を獲得し、当選。ネパール会議派が推した[[シェル・バハドゥール・デウバ]]元首相は113票に留まった。<ref>[http://www.thehimalayantimes.com/fullstory.asp?filename=6a1Ta1peo2am8&folder=aHaoamW&Name=Home&dtSiteDate=20080815 Himalayan Times 15 Aug 2008]</ref>
 
=== 制憲議会 ===