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内蔵[[センサー]]により[[磁北]]を0度として、時計12時方向が指している方角を表示する機能。
機種により角度のみの表示、方位の表示、方位グラフィック表示を備える。
上位機種には、計測時に時計12方向が指している方角を記憶し、霧や吹雪など視界の悪化でも方位を見失わないよう、目標物の方角を示すベアリングメモリ機能や、[[磁北]]と地図上の真北を補正する機能を有するものもある。
計測に当たっては、時計本体を水平に保つことと、着磁などの影響による誤差を避けるためのキャリブレーションが必要となる。
=== 気圧測定機能 ===
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=== タイドグラフ機能 ===
潮の干満を時刻より割り出してグラフィック表示する機能。
主にフィッシャーマン向け製品、SEA PATHFINDERなど海での用途向けの製品、PROTREKシリーズでは上位機種に搭載される。
あくまで、内蔵コンピュータによる簡易計算で潮汐を予測しているため、リアルタイムに正確な潮汐情報を表示することは不可能とされている。誤差や計算によるずれを考慮すればあくまで参考程度にとどめるべき機能と言える。
=== 簡易方位計測機能 ===
あらかじめ時差、緯度・経度、太陽の方向をセットすることにより、時計回りのベゼルにある同じ数字の位置を太陽に向けると、時計の12時位置方向が北となる簡易的方角計測機能。
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=== ムーンデータ(月齢表示)機能 ===
月は潮の干満に影響することから、現在時刻により月齢のグラフィック表示を行う機能。
主にフィッシャーマン向けモデル、上位機種に搭載される。
あくまで内蔵コンピュータによる簡易計算のため、新聞や天文台などの公式な情報と誤差が生じてくる。
誤差や計算によるずれを考慮すれば、あくまで参考程度にとどめるべき機能と言える。
=== オートライト機能 ===
本体を一定角度に傾けると、自動的にバックライトが点灯する機能。
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=== デュプレックスLCD機能 ===
通常時刻などを表示するLCDの上に、方位グラフィックや気圧・高度差を表示する二重[[液晶]]機能。
グラフィックスが見やすいという意見もあれば、時刻など文字上にグラフィック表示機能がされるため見づらいとす、液晶が二重になっていため、グラフィックが表示されていない状態でも(角度によっては)見づらくなるという意見ある。
=== 電波時計機能 ===
一部機種には、国内2バンドのみ、もしくは国内2バンドに加え、海外の時刻情報電波を受信することが出来るマルチバンド5と呼ばれる機能を搭載している。
一日一回電波を受信し、自動的に時刻を補正するが、電波受信環境が悪い場合は通常の時計として機能する。
自動時刻受信に加え、手動操作による強制電波受信機能もある。
 
== 海外版PROTREK「Pathfinder」シリーズ ==
製品の型番が、国内版であれば PR*-****(例:PRW-1500、PRG-40など)であるのに対し、Pathfinderは PA*-****となっている。
基本的に日本国内版と機能に差はないが、各種センサーの表示単位の切り替え機能が付加されている。
なお、日本国内の時刻電波のみに対応したPRW-1000シリーズに相当する海外版は存在していない。
電波時計に対応した製品は、海外の電波に対応できるPRW-1100相当以降からラインナップされている。
 
 
追加されている機能:
 
 気圧:[[hPa|ヘクトパスカル]]と[[inHg|水銀柱インチ]]単位の切り替え
 
 温度:[[°C|摂氏]]と[[°F|華氏]]単位の切り替え
 
 高度:[[m|メートル]]と[[ft|フィート]]単位の切り替え
 
 ホームタイム都市:工場出荷時設定段階での違い
 
 
 単位切り替えができることを好む人は、逆輸入でPathfinderを求めることがある。
 余談ではあるが、国内版、海外版とも[[液晶]][[ディスプレイ]]は共通部品であり、国内版製品でも光の当て具合や見る角度によって、海外版製品の単位表示パターンが存在していることを確認できる。
 
== 外部リンク ==