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'''パシテア'''('''パーシテアー'''、'''{{lang|el|Πασιθέα}}''', ''Pasithea'', 万物の女神の意)は、[[ギリシア神話]]に登場する[[美]]と優雅を司る[[女神]]、[[カリス]]たち(カリテス)の1柱。[[ラテン語]]では'''パシテエ'''('''パーシテエー'''、'''Pasithee''')という。夫は[[ヒュプノス]]。
 
パシテアは[[ホメロス]]の『[[イリアス]]』や[[クイントゥス]]の『[[トロイア戦記]]』など、[[トロイア戦争]]を歌う叙事詩に登場する。『トロイア戦記』によると、ヒュプノスはパシテアと結婚したため、[[ヘラ]]の娘婿になったとされる。
 
[[ヘシオドス]]の挙げる[[アグライア]]、[[エウプロシュネ]]、[[タレイア (カリス)|タレイア]]の「三美神」には含まれないが、一部にはエウプロシュネ、[[カレ]]、パシテアの3柱を「三美神」とする説もある。