「石巻ハリストス正教会」の版間の差分

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石巻ハリストス正教会の会堂・聖堂は[[ヨハネ (使徒)|聖使徒イオアン]]を記憶する。イオアンとは[[ヨハネ]]の[[ギリシャ語]]表記"{{lang|el|Ιωάννης}}"の中世以降の発音「イオアンニス」が[[教会スラヴ語]]に"{{lang|ru|Иоан}}"「イオアン」と転写されたことに由来する(現代[[ロシア語]]では"{{lang|ru|Иван}}"「イヴァン」となる)。日本正教会では[[ギリシャ語]]からの転写や[[日本聖書協会]]で用いられる転写も固有名詞表記において使われないわけではないが、教会スラヴ語からの転写が標準的な転写として最も頻繁に用いられている。
 
「[[ハリストス]]」は、[[キリスト]]のギリシャ語表記"{{lang|el|Χριστος}}"のギリシャ語読みから転写された片仮名表記である。"{{lang|el|Χριστος}}"は古典ギリシャ語再建音では「クリストス」となるが、中世から現代に至るまでのギリシャ語の読みでは「フリストス」である。これを受けて[[ブルガリア]][[ロシア]]等の[[スラヴ]]語圏の多くで「フリストス」に類する発音がなされるようになり、日本正教会は[[正教会]]の一員として、これら正教会の優勢な地域の音を受け継ぎ、片仮名表記「ハリストス」を採用している。
 
===建物===