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== あらすじ ==
神の叡智と悪魔の魂を併せ持つ'''神納達也'''は、脱獄囚と大学教授夫人の間に生まれた子である。やがて、達也は養父を殺害して莫大な財産を手に入れると、本能の赴くままに悪行と残虐を尽くす壮絶な旅路に就く…。
 
 
== 登場人物 ==
;神納達也(じんのう たつや)
:本作の主人公。幼い頃から養父・神納教授に虐待を受けたことや、母が自殺したことから神納教授を憎悪し、高校生のときに殺害。中学生のときに授業でナチスドイツのユダヤ人虐殺を知り、興味を持ったことやその他の出来事から己の中のサディズムと犯罪者の血に目覚める。後に成人し、神納家の財産管理権を手に入れた彼は己の欲望と感情の赴くままに生きることを決意する。彼の犯罪は個人的な復讐を除けばほとんどが強姦である。
;神納教授
:達也の養父。大学教授であり、古くからの由緒ある家柄で4万坪もの土地を所有する神納家の当主。妻が強姦されたことがきっかけで妻と達也を憎悪し、虐待してきた。だが神納家の名前と世間体ばかり気にする性格であったため離婚しなかった。さらにバーのマダムと浮気していた。達也に事故死に見せかけられて殺される。
;神納とき江(じんのう ときえ)
:達也の母。旧姓は仁礼。達也に親としての愛情をそそいでいた。だが夫の虐待に耐えられず自殺した。
;蛭川源平(ひるかわ げんぺい)
:達也の実父。刑務所から脱獄して神納家に押し入り、とき江を強姦したことで達也が生まれた。脱獄後も婦女暴行・殺人を繰り返してきた凶悪犯。神納教授の"事故死"から達也の存在を知り、達也に接触してきた。
;加納教授
:神納教授の友人で達也を幼い頃から可愛がっていた。そして今も就職のために知人を紹介するなど達也の面倒を見てくれている。達也が信頼している数少ない人物。
;加納由美子(かのう ゆみこ)
:加納教授の娘で高校3年生。達也に淡い思いを抱いている。達也も彼女には本物の愛情を持っており、達也に残された唯一の人間らしい心の象徴ともいえる女性だった。
;大田黒源平(おおたぐろ げんぺい)
:日本の政財界に大きな影響力を持つ大物政治家で日本の黒幕といわれている。暴力団や外国大使館とも繋がりを持ち、箱根の別荘にハーレムを築いている。達也に弱みを握られたために協力を強いられる。
;平戸八兵衛(ひらど はちべえ)
:定年を間近にひかえた老刑事。科学捜査の現代でカンに頼った捜査にこだわるするため今だにヒラである。ある事件で持ち前のカンから達也を犯人と睨み追い続ける。達也を逮捕することで刑事としての最後の花道を飾ろうとする。
 
== 堕靡泥の星 美少女狩り ==