「セゾン美術館」の版間の差分

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'''セゾン美術館'''(せぞんびじゅつかん)は、[[1989年]]から[[1999年]]まで、[[東京都]][[豊島区]]の[[池袋]]に存在した[[美術館]]。前身は[[1975年]]に開館した西武美術館で、[[1989年]]にセゾン美術館に改称した。改称の前後で、美術館のコンセプトに大きな変更はなされていない。美術館として独立した建物になっておらず、[[西武百貨店]]池袋店の建物(現在のイルムス館&書籍館)の中に入っていたが、2階分の構造となっていた。なお本来「セゾン」のラテン文字表記は「Saison」だが、本館に限っては「'''Sezon Museum of Art'''」となっている。なぜこうなったかは不明
 
その企画の対象は、他の[[百貨店]]系の美術館(美術スペース)とは異なり、[[20世紀]]の内外の[[美術]](主として、[[前衛]]的なもの)に特化しており([[建築]]、[[写真]]、[[デザイン]]等を含む)、国立の近代美術館レベルの企画も数多く行った。展示スペースも、[[20世紀美術]](特に、[[第二次世界大戦]]後の美術)を意識し、(百貨店系にしては)高めの天井、また、レイアウト的に極めて自由の利く構造を持っていた(壁の移動のみならず、入り口を1階と2階のいずれにすることもでき、または1階と2階を完全に仕切って別々の企画を行うこともでき、企画により使い分けていた)。