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差分

[[宇宙船]]や[[宇宙ステーション]]にも救命ボートに相当するものが搭載されている。
 
[[画像:Pad Abort Launch.jpg|thumb|アポロ計画で採用されたLES(試験飛行)<br />1963年]]
これには幾つかあり、[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]の[[アポロ計画]]で使用された[[サターンVロケット]]には、打ち上げフェイズのトラブル時に緊急脱出用として、[[宇宙飛行士]]の乗った指令船の一部を固体ロケットで切り離して一定距離を自力で飛行できる能力が搭載されていた(→ [[Launch escape system|LES]] )。[[ロシア]]/[[ソビエト連邦]]の宇宙船[[ソユーズ]]にも同種システムが採用されており、過去に一度だけだが実際のトラブルに際して使用され、乗員の脱出に成功している。なお同システムは[[オリオン (宇宙船)|オリオン型宇宙船]]にも採用予定である。
 
また[[スペースシャトル]]では打ち上げ・再突入時における安全な脱出方法はその飛行速度もあって搭載されていない。[[射出座席]]のような装置も、現実的ではないと考えられている。ただし軌道上のトラブルでシャトルを放棄せざるをえなくなった際に軌道上に脱出するための「レスキューボール」と呼ばれる白いナイロン製の装備(→ [[:en:Personal Rescue Enclosure|Personal Rescue Enclosure]] ・[http://www.astronautix.com/craft/reseball.htm])が計画されていた。これらはもちろん[[大気圏]]への再突入を行うことは不可能だが、[[宇宙服]]のように宇宙の厳しい環境から中の人間を保護するための生命維持装置が組み込まれており、これで故障したシャトルから[[宇宙遊泳|船外活動]]の訓練を受けた飛行士に運ばれ別のシャトルへの乗り換えを行うか、宇宙空間を漂いながら救助を待つと言うアイデアである。しかし現状では、すぐさま軌道上を漂流するこれらを回収する手段がないため、本採用には至らなかった。直径約86cmで、人1人が1時間程度宇宙空間で生存可能である。<!--詳細不明・改定希望-->
 
現在運用されている[[国際宇宙ステーション]] (ISS) では、同ステーション生活者の緊急脱出用にソユーズの軌道船が接続されている。ソユーズは半年程度で交換される。宇宙ステーションの破損など非常の際には、独立した生命維持システムを搭載するこの宇宙船に乗員らが乗り込んで操縦、大気圏突入を行って地球へ帰還、すぐさま救援が行えない地域や海域への不時着の場合でも、後述する再突入カプセルに用意された各種サバイバルキットを使用して命をつなぐことが想定されている。
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