「YF-12 (航空機)」の版間の差分

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[[Image:YF-12C on ramp.jpg|thumb|250px|YF-12C]]
4機目のYF-12シリーズの航空機(YF-12C)は、実はYF-12ではなかった。それは、失われたYF-12に当初予定されていた推進装置試験をNASAが実施できるようにする目的のために、[[1971年]]のYF-12A S/N60-6936の損失の1ヵ月後にNASAに貸与されたアメリカ空軍のSR-71A(S/N417951)であった。そのSR-71Aは'''YF-12C'''に改名され、シリアル・ナンバー60-6937(11番目のA-12のシリアル・ナンバー)が再使用された。それは、残りのOXCART部隊と同様に3年前の[[1968年]]に退役し、パームデイルに保管されていた。S/N417951はアメリカ空軍に返却される[[1978年]][[9月]]までNASAによってS/N60-6937として運用された。このYF-12Cは現在、[[アリゾナ州]][[ツーソン|トゥーソン]]のピーマ航空博物館に展示されている。
 
== 型番について ==
YF-12(戦闘機として制式採用された時はF-12になっていたであろう)という型番は、[[F-11 (戦闘機)|F-11]]戦闘機の次、[[F-14 (戦闘機)|F-14]]戦闘機の前に位置するものと解釈される事もあるが、これは明らかな間違いである。アメリカ軍の三軍統一の命名法改正は1962年9月になされており、この直前の機体であるYF-12においては、海軍と統一した型番を付与する意味が無いからである。本機のYF-12の型番は"A-12 OXCART"に由来する。
 
三軍統一の型番としての正規の"F-12"は、[[XFV-12 (航空機)|XFV-12]]が該当する機体である。
 
== シリアルナンバー ==