「結合解離エネルギー」の版間の差分

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'''結合解離エネルギー'''(けつごうかいり-)は[[化学結合]]における結合強度の目安の1つであり、''D''<sub>0</sub> で表わされる。ある結合が 0 K ([[絶対零度]])において[[ホモリシス]]によって解裂する場合の[[標準エンタルピー変化]]で定義される<ref>[http://goldbook.iupac.org/B00699.html IUPAC Gold Book - bond-dissociation energy, ''D'']</ref>。例えば、[[エタン]] (C<sub>2</sub>H<sub>6</sub>) 中の1つの C&minus;H 結合の結合解離エネルギーは以下の過程から求められる。
:CH<sub>3</sub>CH<sub>2</sub>&minus;H → CH<sub>3</sub>CH<sub>2</sub> + H
:''D''<sub>0</sub> = &Delta;''H'' = 101.1 kcal/mol
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ある結合が解裂したあとに、より生成エンタルピーの低い新たな結合が生成した場合、全体としてエネルギーが失われるため反応は[[発熱反応|発熱的過程]]である。
 
ホモリシスではなく[[ヘテロリシス]]で結合が切れる場合は'''異方性結合解離エネルギー'''<ref>[http://goldbook.iupac.org/H02810.html IUPAC Gold Book - heterolytic bond-dissociation energy]</ref>が用いられる。
 
== 脚注 ==
<references />
 
[[Category:化学結合|けつこうかいりえねるき]]