「水木しげる」の版間の差分

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貸本時代の水木は、主に[[戦記物]]漫画や怪奇系漫画を描いた。また、この頃の画風には、海外の幻想的な絵画や[[アメリカン・コミックス]]の影響が大きい。また、ストーリーは翻訳された海外の短編小説から大きな影響を受けている。
劇画の草分け的存在、小松崎茂氏が、水木の困窮を気の毒に思って経済的に多少の援助をしたこともあった。
 
しかし貸本業界もまた零細であり、頼りの原稿料を反故にされたり版元が倒産してもらえないということもざらであった。また、当時の水木の漫画は、マニア受けはしたが、一般読者には人気がなく、そのため事前の約束より原稿料を値切られることもしばしばであった。